葬儀の「見栄」「無理」「無駄」を省くお手伝いを
家族葬を望む方を親身にサポート
人生を締めくくる大切な儀式「お葬式」。近年は核家族の増加や高齢化社会などの影響で、家族やごく親しい知人、友人だけで送る形式「家族葬」を望む人たちが最近は増えています。
メモワードを経営する、葬儀のプロ・吉川信元さんが、平成16年に約30人までの葬祭会館をオープンしたのも、「自宅は手狭、でも大きな会館では広すぎる、そんなご遺族の悩みにお応えできる緊急避難先を作らなくては」との思いからでした。
「ここ2~3年、家族葬を希望する方が急激に増えてきました。最近では、火葬のみで済ませるケースも増えてきています。しかし、いちばん大切なのは、故人を偲びながら静かに送り出してあげる事ではないでしょうか。しかし、悲しみは突然やってまいります。心の準備も出来ないまま、限られた時間の中でご遺族が決めなくてはならない事が多く、納得の行く形で故人を送り出してあげるためにも、事前に相談を」と吉川さんは事前相談の大切さを強調しています。
事前相談で葬儀の不安を取り除いて
葬儀の事前相談は、祝い事とは違いまだ一般になじみがあるとは言えません。“縁起でもない”または“後ろめたい”といった感情と葬儀への不安との間で、心が揺れ動くのが普通です。そうした不安は、看病や介護疲れと重なり、精神的にも体力的にも家族に辛い負担をかけます。また、病院で亡くなった場合には、指定業者に依頼せざるを得なくなるケースもあるのです。だからこそ、葬儀の事前相談を吉川さんは積極的に勧めています。
「結果的に依頼をしていただくかどうかは別の問題です。とにかく葬儀に対する不安をとりのぞいてあげたいということがいちばん」と吉川さん。その思いを一段と強くしたのが、自身のお父様を亡くされた時だったといいます。「この仕事をしている自分でさえ頭が真っ白になってしまって…。その経験をしてからお客様のたいへんさを痛感して、もっと切り込んで対応していかなければ、と思ったんです」。
相談にくるお客様が気にしていることでもっとも多いのは、しきたりや葬儀の一連の流れについて。「そして、最終的にトータルでいくらかかるのかを心配されるケースが多いですね。メモワードの考え方は、葬儀の“見栄、無理、無駄を省くお手伝い”。まず見栄を張らずに相談していただき、ご自身の懐具合を考えて、無理なこと、無駄なことをせず、できる範囲でやりましょう、という提案をしています」。また、自社の会館での葬儀施行だけではなく、各宗派の寺院、仙台市内の各葬祭会館とも提携しているので、遺族の方の住まう地域や、希望する葬儀の規模に合わせた提案をしてくれるのも、メモワードの頼れる特徴です。
二人三脚で支える奥様、千枝さんも「希望する葬儀の形は、ひと家族、ひと家族全部違っているから、それぞれに満足していただける送りかたをサポートしていきたいですね。あそこだったら信頼できると言われるようになりたいです」と言葉を添えます。
また県外出身者が多く住む仙台市では、葬儀の形式について不安をお持ちの方も少なくありません。「葬儀は地域性が出る儀式。仙台出身ではない方が、出身地の慣れたスタイルで葬儀を行いたいのは当然です。たとえば故郷の地まで霊柩車での搬送のみというご要望にも、しっかりとお応えしますし、寺院とのお付き合いがない方には、ご案内もさせていただいています」。
丁寧なコミュニケーションで納得の葬儀
吉川さんが仕事上、常に心がけているのは、お客様と対話を重ねコミュニケーションを密にした“顔の見える仕事”。生家が寺町にあるという環境で育った吉川さん。人とのつながりを大切にする昔ながらの街並みで育ったことが、吉川さんのコミュニケーション重視の考え方に大きく影響しているのでしょう。親身になって話を聞く吉川さんに心を開いて、半日話し込んでいく方や、2回、3回と足を運ぶ方もいるそうです。「以前、当会館で葬儀をお世話したお客様が、数年経って会った時にあちらから声をかけてくださったことが何度かありました。最後のお別れの時間をより良いものにするために、少しでもお役に立てたのかなと感じて、とてもうれしかったですね」。すべてに納得して葬儀を行ってほしい、という吉川さんの熱意が、お客様にも伝わっているのでしょう。
シンプルながら真心こめたお別れができ、遺族の負担が少ない葬儀費用。そんな葬儀を望んでいる方やご家族は、まずはメモワードを訪ねてみることをお勧めします。
(取材年月:2009年12月)